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従業員を雇用する会社で毎月必ず発生するのが給与計算ですね。
外国人労働者であっても日本人と同じルールで社会保険や雇用保険の加入義務があり、給与計算に反映する必要があります。
しかし、中には社会保険制度がない国もあり、きちんと説明しないと不信感を持たれてしまう可能性があります。
また、グロスアップ計算を行うことで、手取り額を保証し事前に伝えることができ、「最初に聞いていた金額と違う」というギャップをなくすことができます。
今回はグロスアップ計算について簡単にまとめました。
外国人労働者が日本で初めて給与支給を受けた際に総支給額と手取り額のギャップに驚かれることがあります。
社会保険制度や源泉徴収制度がない国もありますので、最初にきちんと説明しておかないと「不当に給与から引かれている」と思われてしまう可能性があります。
日本の制度に慣れていれば、「あなたの給料は30万円です。」と言われてもそこから社会保険料や雇用保険料、源泉徴収税が引かれると分かりますが、日本の制度に慣れていない外国人はまるまる30万円もらえると思っていることも少なくありません。
また、きちんと説明したとしても、複雑な制度なのできちんと理解がされず不信感が募ってしまう可能性もあります。
それを解決するのがグロスアップ計算です。
グロスアップ計算とは簡単にいうと「最初に手取り額を決めてから総支給額を決める計算方法」です。
例えば、通常の給与計算は
①支給額がある
②控除額がある
③そして手取り額が決まる
です。
しかし、グロスアップ計算は
①最初に手取り額を決める
②控除額と調整しながら総支給額を決める
です。
≪例≫ 30万円を支給する
総支給額(①支給額がある)
300,000円
控除額(②控除額がある)
健康保険料14,790円 厚生年金保険料27,450円 雇用保険料1,800円 所得税6,750円
差引支給額(③そして手取り額が決まる)
249,210円
≪例≫ 手取りで30万円を支給したい
総支給額(②控除額を鑑みながら総支給額を決める)
362,237円
控除額
健康保険料17,964円 厚生年金保険料32,940円 雇用保険料2,173円 所得税9,160円
差引支給額(①先に手取り額を決める)
300,000円
外国人労働者にとって、日本の社会保険制度や源泉徴収制度は馴染みがないものかもしれません。
最初に給与支給の前にきちんと説明しないと、「給料は30万円だと聞いていたのに、実際には25万円しかもらえなかった」と思われてしまう可能性があります。
また、より安心感を与えられるようにグロスアップ計算を行うことも一つの方法です。
給与計算を正しく行うには労働基準法・社会保険・税の知識が必要です。
法改正をおさえること、社会保険の手続きが適切になされていること、そして、給与計算に正しく反映されていることが求められます。意外と労力がかかると思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。
当事務所では給与計算業務も対応しております。
(給与計算基本料金15,000円+1人あたり1,000円~/勤怠チェックを含む場合は1,200円~
フレックスタイム制度、変形労働時間制度など各種制度がある場合は基本料金20,000円~)
社労士に頼むとコストはかかってしまいますが、今まで給与計算に費やしていた時間を他のことに使えます。グロスアップ計算についてのご相談も対応しておりますので、お困り事がございましたら是非ご相談ください!
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