メンタルヘルス研修・ハラスメント研修・評価者研修

働く上でストレスとは切っても切れないものです。ストレスを全く感じずに働くことは残念ながら難しいのが実情です。大切なのは、「ストレスを０にすること」ではなく、「ストレスへの気づき」と「正しいストレスへの対処法を知ること」です。いち早くストレスに気づき、正しい対処をすることがメンタルダウン予防にもつながります。

昨今、ハラスメントについての関心が深まってきました。しかし、ハラスメントの基準が各々違うのは反対にトラブルのもとです。幼い頃によく言われていた「自分がされて嫌なことは人にしてはいけません」は反対解釈をすれば「自分がされて嫌でないことは人にしてもいい」になりかねません。ハラスメント対策において大切なのは会社内で共通認識を持つことです。共通認識を持つことで、個人間での温度差を縮め、働きやすい職場環境作りへとつながります。

人事評価についての不満も従業員からは多く聞かれます。人事評価において大切なことは「社内である程度統一をはかる」ことと「人事評価の際に陥りがちな傾向を評価者が知ること」です。例えば、A部長はCさんを見て「頑張っている」と評価したとしても、B部長は「普通だ」と評価するかもしれません。同じパフォーマンスであってもA部長の部署の方が評価が高くなりがちであればB部長の部署の方は不満に思うでしょう。また、人は自分と似た思考の人に対して高い評価をする傾向があるなど、心理的な観点から陥りやすい評価傾向を知ることで、評価を行う際に意識することができ、公平な評価へつながります。